【業界人が語る】客先常駐SEと残業の残酷な関係とは【転職すべし】

このページでは客先常駐SEと残業の関係についてお話していこうと思います。

  • 客先常駐先で残業に悩まされている
  • 他の客先常駐SEはどうなのか実情が知りたい
  • 残業の少ない職場に転職したいと考えている

こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。

【結論】客先常駐SEである以上は残業を避けられない

まずは結論から。
客先常駐SEは残業から逃れることは基本的にできません。
それどころか通常のエンジニアと比較しても残業時間が多い傾向にあります。
その理由は後述させていただきますが、多くの客先常駐SEはこういった事情を知っておくべきです。
そして以下のような考え方は捨てるべきです。

  • IT業界は残業が多いのが当たり前
  • 他社に比べればまだまとも
  • きちんと給料が支払われているからいいや

これは客先常駐でしか働いたことのないエンジニアに特に多い意見ですが、完全に間違っています。
世の中にはたくさんの企業がありそういったダメな会社ばかりではありません。

転職パンダ
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私

もちろんあなたが今の環境に満足していれば問題はないのですが、残業が多くてなんとかしたいと悩んでいるのであればもう少し視野を広くもつべきです。

客先常駐に残業が多い理由とは?

では客先常駐の現場に残業が多い理由とは何ででしょうか?
いくつかポイントがあるのでチェックしてみてください。

こういった内容は業界経験がある程度ないと把握しきれない部分もあります。
多くのエンジニアが今自分がいる会社が普通なんだと思いがちです。

転職パンダ
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しかしIT業界というのは本当に広いのです。
自分の会社がどういう立ち位置にいるのかというのを再度知るということも大事です。
多くは客先常駐の会社というのは企業が搾取して社員が低賃金や残業に耐えコキ使われているという現実を知っていくといいでしょう。

 

残業が多い理由①客先常駐SEは現場を選べないので炎上プロジェクト・過酷な現場に放り込まれがち

残業が多い理由の一つとしてエンジニアは現場を選べないからという点があげられます。
これはどういうことでしょうか?
客先常駐SEの場合多くは派遣会社都合で現場を決められます。
派遣会社の営業としては以下のような優先度で現場を決めていきます。

  • 単価が高い案件
  • 面談が通りやすい案件
  • 複数募集しており確度が高い案件

これはあなたが営業だと考えればご理解いただけると思います。
単価が安いと会社が儲からなく旨味がないですし、やけにハードル高い現場に面談に連れていくのは効率が悪いのです。
その逆に誰でもいいから来てほしいという案件があれば営業的には嬉しいですよね。

転職パンダ
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となると必然的に炎上しているかこれから炎上しそう、あるいはプロジェクト運営に欠陥を抱えているなど何かしらの問題がある現場にぶち当たる可能性が高くなるという訳です。

私

もちろんそういった現場でない事もなくはないです。
ただしそれはそれこそ運任せとなってしまうため、たまたまそういった現場に入ったとしても次の現場もいい現場になるとは限りません。
これをずっと繰り返すので基本的にはやばい現場に放り込まれがちと考えていたほうがいいでしょう。
著者の体感だと何もしなければ3割~5割くらいは残業過多の現場にアサインされると思っておくべきです。

残業が多い理由②プロパーがダメな場合が非常に多い

残業が多い理由の一つとして常駐先のプロパーがダメなケースが多いことです。
これはプロジェクト炎上のきっかけが受注先の体制であったり営業であったり様々が要因が絡むためです。

  • リソースが足りない
  • 予算が足りない
  • エンジニアが優秀でない
  • クライアントが無茶をいう
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このあたりが炎上プロジェクトを招く要因なのですが、常駐先はこういった事が多いことに気がつきます。
著者も元々客先常駐SEでしたのでこのあたりはよくわかります。
盛大に炎上まではいかないまでも、嫌~な感じの残業が続くプロジェクトが非常に多いのも客先常駐の特徴です。
これが結構心身ともにダメージが来るんですよね・・・

そしてこれは個人の力ではどうしようもありません。
現場を変えてもらってもまた同じようなことになるケースがほとんどです。
結局は客先常駐という働き方を変えないければどうしようもないわけです。

転職パンダ
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ホワイト企業で働いて初めて気がつく客先常駐SEのばかばかしさ

客先常駐の残業が多い理由について述べてみましたがいかがでしょうか?
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。
客先常駐という働き方は一歩外から見れば底辺でデメリットばかりだということに気がつけます。
ただし著者もそうなのですが実際に働いているときは全く気がつきませんでした。

それは周りに同じような環境の社員がたくさんいるからという理由だと思います。
一度客先常駐から抜けてホワイト企業や大手企業で働くとその違いに歴然とします。
少なくとも客先常駐で働きたいなどと思うことは決してないと思います。
それは残業面もそうですし人間関係やキャリアアップの面もそうです。

転職パンダ
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もちろん働く場所があればそれだけでいい、という考え方も否定しませんが
もしあなたが残業や働き方に悩んでいるのであればもう少し視野を広げてみるといいでしょう。
客先常駐からの脱出がいかに重要かということに気がつくはずです。

まとめ

客先常駐SEと残業の関係についてお話してみました。

残業に悩んでいる客先常駐SEは参考にしてみてください。

本文でもお伝えしましたがキツイ残業から解放されるためには客先常駐からの脱出が必要です。

客先常駐からの脱出は転職エージェントを利用が必須です。

著者のおススメのエージェントも紹介していきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。

あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。

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