SES契約において残業と土日出勤はどう考える?質問に答えます!

このページではフリーランスエンジニア向けに、SES契約における常駐先での残業について色々
まとめてみました。
よくあるのが「残業しない、というのはOK?」「休日出勤を依頼されている」「残業が多すぎる」
といった悩みです。

実はこのあたりはSES契約においては線引きも曖昧で人によってはいかようにも解釈できる微妙なところです。

基本的な部分を抑えておかないと現場で関係性や信頼性に影響がでるケースもあります。
まずはベースの考え方を理解し、状況に応じて対応するようにするといいでしょう。
では早速見てきましょう。

残業はマストではない

まず常駐型のフリーランスエンジニアの場合、残業はマストではありません。
例えば正社員やプロパーの場合であれば、「上司が帰ってないから」「同僚が頑張っているから」
「評価に影響するから」などの理由で現場に合わせないといけない面もあると思います。

SES契約で常駐しているフリーランスの場合、そもそも「業務委託契約」なわけです。
残業の有無や現場の価値観かどによって報酬に変動がある、というような
契約ではありませんので無理に残業を行う必要性は全くありません。

ただしそのあたりを理解していない現場や担当者だと認識の齟齬が発生する可能性があります。
ですので、基本的な考え方を理解したうえで「この現場は大丈夫かな」
と多少空気を読む必要はあるかもしれません。

SES契約は労務の提供の対価としてて報酬を得る

そもそもSES契約の場合、請負契約でないので成果物の良しあしによって報酬が変わることはありません。
あくまでもエンジニアは「労務の対価」として報酬を獲得するわけです。
善管管理義務(ざっくりいうと善意や誠意をもって真面目に業務の取り組む、といような意味)を
もって業務を遂行すれば何の文句を言われる筋合いがない、というのが建前です。

このあたりは一定の事業規模や上場していたりコンプライン的にしっかりしている企業であればだいたい理解しています。

また、「正社員」「派遣」「アルバイト」「フリーランス」
など様々なエンジニアを受け入れている現場でもきちんと扱いの区別がされていることがほとんどです。

ただし中小企業や、外部からの受け入れ経験がすくないような企業だと担当者や現場がそういった点を理解していないケースがあります。
ですのでそういった場合はエージェントの営業なりを通じてきちんと認識をあわせておく必要があります。

土日出社や休日出勤を依頼された場合は?

また、現場では残業以外にも土日出勤や休日出勤を依頼される場合もあります。
これは正社員であろうがフリーランスであろうが「強制」というパターンはすくないはずです。

開発者であればリリースが夜間や土日になることもあるのはご存じの通り。
あなたしかできない作業、というのも中にはでてくることもあると思います。

ですので、土日出勤や休日出勤についてはルール上は自由。
ただし「ビジネスマンとしての責任感」「プロジェクトの貢献」といった理由で個人的には
出勤してもいいのではないかな、と思います。

これは金銭面やルールが理由ではありません。
SES契約におけるルールはどうあれプロジェクトは一人でやっている訳ではありません。
きっとあなたが困った時に見返りを求めずに助けてくれるメンバーっていますよね?
それと同じ理由であなたも金銭的なメリットがなくても状況を考えるとたま~に休日出勤するくらいはいいのではないかな、と考えている、という訳です。
(休日出勤の場合基本代休もとれますしね)

SES契約のトラブルを避けるために

残業をめぐり現場とフリーランスエンジニアの考え方が違う、
ということは割と頻繁にあるようです。
現場に入った後に「こんなはずじゃなかった」
といって問題にならないようにいくつかポイントをきちんと抑えていきましょう。

IT業界における開発現場って、どうしても稼働に波があります。
また、プロジェクトも状況も日々変わっていくのはご存じの通りです。
基本的にはこのあたりはエンジニア側はきちんと理解してある程度柔軟に対応するスタンスが
好ましいでしょう。

面談時や入場前に色々と質問することで認識の相違を少しでも減らすことができると思いますので、
以下のような点に気をつけてみてください。

稼働の状況をチェックしよう

まずは現場の稼働状況をチェックしましょう。
忙しい現場だと(契約上は問題なくても)自分だけ早く上がるのができない雰囲気だったりします。
また、自分のタスクが終わっても別の方のタスクの巻き取りを依頼されたり、
なんだかよくわからない作業を任せられたりして結局残業させられる、というような
ことが往々にしてあります。

ですので現在の稼働状況を聞いて自分の許容範囲かどうか判断しましょう。
また、さらに気になる人は直近の稼働状況などをさりげなく聞いてみてもいいでしょう。

ただし聞き方を間違えると印象が悪くなることもあるので、
質問の仕方には気をつけたいところです。

過度な残業ができない場合は事前にすり合わせをしよう

家庭の事情など何らかの理由で本当に残業ができない、という方もフリーランスエンジニアの中にはいらっしゃると思います。

その場合入場後にトラブルになるのだけは避けたいので、きちんと面談の場で担当者に伝えるようにしましょう。

ある程度柔軟性を持って対応することは大事

上述した内容と一部重複してしまいますが。
IT業界の開発現場ですと、スケジュールや作業そのものがかなり流動的です。
ですので常駐型フリーランスの場合、SES契約というルールにそこまで縛られずに
ある程度柔軟に対応できるほうが好ましいです。

これは契約以前にビジネスマンとしてこうあったほうがいいよね、という話です。

ほとんどの場合、残業があると精算がついて支払い金額も増えます。
また、現場での活躍が認められればベースの単価がアップしたりと
エンジニアにとってもメリットは大きいのです。

もちろん残業しまくりたい、という人はいないでしょうが(笑)このあたりの折り合いを
つけることがSES契約でフリーランスが常駐する際に成功するポイントといえるでしょう。

エージェントを上手く活用して賢く稼ごう

フリーランスエンジニアが知っておきたいSES契約と残業、休日出勤についてのポイントについて書いてみました。
フリーランスエンジニアの場合、どのようなエージェントと付き合うかが成功の分かれ道です。

できるだけいいエージェントと付き合おう。

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また、単価や契約条件は商流によって変わっていきます。
ココにこだわることによっては10万円単位で手取り報酬が変わってきますので、効率よく稼ぐためには必ず意識しましょう。
少しでも高待遇で現場に参画するには、なるべく自分のスキルにあったエージェントから案件の紹介をもらうことが成功の秘訣です。
フリーランスエージェントはたくさんあるのでネットで自分のスキルに見合った企業を探してみましょう。
当サイトおススメのエージェントもご紹介しておきますので、よかったら参考にしてみてください。

エージェントによって精算や商流って全然違うんだよね。ここが稼げるか差がつくポイント!

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まずは案件の紹介をしてもらい比較してみるといいよね。

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