SES/客先常駐は辞めとけ!まとめ。その悲しい末路とは?

このページでは客先常駐SEの末路についてお話しようと思います。

  • 客先常駐SEを続けるか迷っている
  • 派遣SEを続けていて将来が不安だ
  • 年収が安いので転職したい
  • 客先常駐の先輩がどういうキャリアを辿るのか知りたい

こういったかた向けの記事です。
このページを最後まで読むことで

  • あなたの年収があがらない理由
  • クビになるエンジニアの例
  • 転職先企業についての考え方

ついて理解していただくことができますので興味がある方は参考にしてみてください。

【結論】客先常駐SEは将来性ゼロのガチャ。すぐに脱出すべき

まずは結論から。
客先常駐型のSEは将来性が全くありません。
それはキャリアの構築やスキルアップができず年収が上がらないからです。

これがSESによる客先常駐の大きな問題点とその理由になります。

SESによる客先常駐の大きな問題点とその理由
  1. 年収があがらない
  2. SES会社ではリストラが日常的に行われる
  3. スキルアップができない、キャリアの構築ができない
  4. 残業のない現場にあたるかは運次第
  5. 待機の間は給料40%カット
  6. 自社から意味不明な負担を押し付けられる
  7. 偽装請負などの法律違反は当たり前
  8. メンタルを病む人が多い
  9. 現場への通勤が大変
  10. 人間関係に疲れる、人間関係が希薄になる
私

客先常駐はガチャのような運ゲーです(しかも当たり現場は極めて少ない)
しかも年収があがらずいつ切られてもおかしくない非常に不安定な立場です。
実際著者のいたSES企業の先輩たちは悲惨な末路をたどっていました。
先輩方の具体例を紹介しながら説明していきます。

1.客先常駐エンジニアの給料は安く、年収は上がらない


客先常駐のデメリットは給料が安く、上がりにくい点です。

ざっくりですが客先常駐やSESメインのSEは通常SEの2~3割程度安い傾向にあります。

相場が年収600万円程度のスキルと経験があるSEであれば420~480万円程度でコキ使われている、という見方もできます。

実際に客先常駐から脱出した人にインタビューしてみると、年収100万円UP位は行くようですね。

転職パンダ
転職パンダ

これは客先常駐のビジネスモデルに大きく関係があります。

簡単にまとめると、以下二点です。

  • 人材コストを抑え利益率を高めるため
  • IT業界において最底辺の商流のためお金が払われにくい

SES会社が利益率を高めるためには、

  • クライアントとの契約金額を上げる
  • エンジニアの支払いを抑える

この二点がポイントとなります。

更に、雇用側としてはエンジニアの給与を上げるのは非常にリスクが伴います。

何故なら一度上げると下げることが難しいから。
特に常駐型ビジネスの場合、待機や常駐先とのトラブルなど予期できない損失を企業が
被ることもあります。

役職手当などで大幅な給与アップをすることは長期的にみると雇用側としては
かなりリスクのある選択です。

社員のモチベーションアップなど一時的に見れば効果がないわけではありませんが、
それが経営的に首を絞める結果に繋がることも少なくありませんから、企業としては昇給についてはかなり慎重にならざるを得ません。

ところがクライアントとの契約金額については一定で頭打ちになります。具体的には30代中盤以降は単価を上げるのが難しくなります。
となるとエンジニアの給料で調整することでしか利益をねん出する方法がありません。
転職パンダ
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出世や昇給が抑えられる

また、エンジニアが20代30代の内はまだいいのですが、40代以降になると
さらにリスクが増します。
常駐型ビジネスの場合、客先が決まらないことには一銭にもなりません。
40代以降そういった危険が大幅にアップすることも考慮すると、一般的な概念である
社歴が長い社員、貢献度の高い社員=昇給

というルールが適用されません。

繰り返しになりますが出世や昇給というのは雇用側にとってはリスクでしかないからです。

私
年功序列?良い時代があったんだね・・・(遠い目)

出世、昇給は会社にとってのメリットがない

出世や昇給というのは会社に対する忠誠心をあげたり、雇用側からすれば離職を防ぐなどという
メリットがあります。
ただし40代以降の社員の場合、待機リスクも増えますし会社としてはお荷物的存在になる
ケースが非常に増えてきます。

そういった中で社員を出世させたり昇給させたりするメリットが全くない、
というのが雇用側の本音です。

客先常駐SEが出世できないのはこういった構造上の問題が大きく影響しているわけです。
こういった背景を知ってしまうとモチベーションを保って仕事をするのが大変難しくなりますよね。

商流と自社に搾取される

実は理由はそれだけではありません。
客先常駐SEの年収が上がらないのは自社と多重下請け構造による商流に搾取され続けるというのも大きな理由です。
(商流というのは仲介する企業のことをいいます)
これはこのビジネスモデル上避けられないことです。
簡単に図解したので参考にしてみてください。

今あなたが入っている現場もこのような仕組みで自社に仕事が流れてきています。元請けの受注金額からどんどんと上前(中間マージン)がはねられ、下流になればなるほど、受注金額が小さくなってしまいます。

なぜこのような多重下請け構造が出来上がるかというと、それははっきり言ってSIerのせいです。SIerは経営の安定化のために、好況時でも自社内部のエンジニアは増やしません。ですから、案件が増えた際には、SESを使って外注のエンジニアを掻き集める訳です。

そうすると、下請けとなるSES会社は、自社のエンジニアをアサインしますが、それでも足りない場合は、更に別のSES会社に流します(自社の名刺を持たせたりする例もあります)。そのSES会社は、かなり利幅が薄くなりますが、技術者を遊ばせておくよりも少しでも稼働させた方が良いことから薄利の案件でも受注する訳です。また、別のケースとしては、単純に中小企業は大手のSIerになかなか口座が持てないことから、他社から口座を借りるということもあります。勿論、この場合もマージンは取られます。ちなみに、下流も限界まで行くと、出稼ぎの外国人ばかりになります(苦笑)

これが派遣業界の搾取の仕組みでエンジニアの給料が上がらない大きな原因なのです。下流のSES会社に行けばいくほど、マージンが抜かれ、結果として利幅が薄くなることから、エンジニアの給与を押さえて利益を出すしかないのです。

私

また、それだけではありません。
自社からの搾取というのも大きな問題です。
自社への発注金額は我々技術者にとってブラックボックスであることが多く、スキルや能力が上がったとしても本人に還元されるとは限りません。上司の接待交際費になっているケースもあるのです。
非常に優秀なSEが低年収で苦しめられているというのも派遣業界ではよくあるケースです。そもそも、客先に常駐しているのですから、適正な人事評価などできる訳はないのです。

ネット上でよくある

  • 客先常駐SEは低収入である
  • 客先常駐SEはすぐに転職したほうがいい
  • 客先常駐SEは底辺なので将来がない

こういった声はしっかりとした根拠があるわけです。

ただし若いうちはなかなかそういった業界の仕組みを理解できないわけです。
そう考えるとネット上の声は先輩たちからのメッセージとして受け止めることができるのではないでしょうか。

転職パンダ
転職パンダ

評価基準が曖昧で正当に評価されることがない


客先常駐SEのデメリットの一つは、評価基準が曖昧で正当に評価されにくい点です。
客先常駐SEの場合一人で客先に派遣されるケースが多々あります。
常駐先からは派遣スタッフの一人として扱われるので正しい評価をもらうのが極めて難しいというのが現実です。
自分の部下やプロパーであればしっかりと教育をして評価をしてというのが当たり前です。
ただし外注スタッフに対してそこまで責任感をもつ人などほとんどいません。

エンジニアにとっては

  • 何をどうすれば評価が上がるのか

ということが明確に示されることがほとんどないため、モチベーションが上がりにくいという大きなデメリットがあります。

私
経験上、人事評価は「月単価=売上」の評価になりがちですね。A君は月90万円、年間1080万円だから・・とか。
しかし、投入される現場はエンジニアがコントロール不可能な場合が多く、月単価が安い運用保守の現場に入れられる可能性もあります。会社の営業力の問題もあります。
本来は、技術職として技術を評価してもらいたいところなのですが・・・。

2.SES会社ではリストラが日常的に行われる

参入障壁が低いため中小企業が多い

客先常駐メインでSES事業を行っている会社はほとんどが中小企業。
資本金にして1000万円~3000万円程度の規模が大変多いです。

理由は簡単です。
SES事業の参入障壁が低いから。
大きな仕入れや資本が必要ない分、極論誰でも参入できるビジネスモデルといえます。

へ~そうなんだ。

転職パンダ
転職パンダ

ただしこのくらいの規模の企業だと内部留保やキャッシュに余裕がない企業も多く安定性とはかけ離れていることがほとんど。
また、景気や市場の影響をもろに受け将来の安定性という面では限りなく低いです。

リーマンショックのような大きな事件が起きるとそれだけで倒産しかねない企業がめちゃくちゃ多いのが事実でしょう。
そしてそういった影響をもろに受けるのがエンジニアである、ということを忘れてはいけません。

私

安定性ないどころかめっちゃハイリスクだと認識しよう。

核となる事業がないことがほとんど

このように参入障壁が低いビジネスのため、創業間もない企業やベンチャーっぽい企業が多いのもSES企業の特徴。
これは仕方がありませんが、収益の核となるビジネスが人材派遣しかない企業がほとんどです。

例えば一部上場しているような企業であれば収益を生む部署や事業を複数持っているためリスクヘッジがききます。
中小企業の場合ほとんどが一点集中型でリソースを割り振っています。
例えばなのですが、

  • 景気の変動による利益の減少
  • 受託や大規模プロジェクトでの赤字
  • 社員の大量離脱による収益の低下
  • 営業社員の離職による利益の減少

などにより大きく会社の経営状態が左右されます。
特にワンマンや中小企業の場合ちょっとした判断ミスや出来事で会社の運営自体が困難になったりします。

こういった大きなリスクと隣あわせ、という事実を理解すると安定性とはほど遠いことが理解できるのではないでしょうか。

人材事業がぽしゃったら終わり、ということね。

転職パンダ
転職パンダ

結果、リストラが行われる

客先常駐SEの場合、リストラは日常茶飯事です。
理由は簡単で、待機になったり利益を生まない社員=悪
という実にシンプルな図式が成り立つからです。

このあたりはSES企業で経営や営業を行ってみるとよくわかるなと思いますが、
詳しく説明していきます。

確かに客先常駐の場合、クビになった話とかよく聞くよね。

転職パンダ
転職パンダ

人売りビジネスのためドライな判断が行われる

客先常駐のビジネスはシンプルな人売りビジネスです。
人材=商品なので、高く売れる商品は価値がありますし、その逆もしかり。

価値がないとは具体的にいうと以下のような感じです。
・年齢が高くて案件が少ない
・待機になる
・本人の給与が高く会社の儲けが少ない
・ワガママである
・クレームが多い

このような社員はまっさきにリストラ候補です。
ちなみに社員をリストラするのは簡単です。
給与を下げればいいだけ。
法的にも給与や賞与のカットは認められていますし、会社の負担が大きく利益を生まない社員に対して
給与を下がるのは誰にも止められません。

このようにガンガン給与を下げていけば実質的なリストラの完了です。

私

やばいでしょ?

こえ~。

転職パンダ
転職パンダ

人売り会社はリスクを極力とりたくない

このあたりは上述したように会社の規模や資本力も影響しています。
大手企業、特に上場企業であれば株価に直結してしまうので、ここまで露骨なことはしません。

ただし中小企業ですとこういった社員を複数抱えていることによって
簡単に赤字になってしまいます。

人売りビジネスの場合いかにして
・利益を積み重ねていくか
・リスクを減らすか

これがビジネスのポイントになります。
なのでこういったリスクは何としても排除したい、という背景があるわけですね。

なるほど。

転職パンダ
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3.SES会社ではスキルアップができない、キャリアの構築ができない

自分の意志とは関係なく現場が決まる

SES会社は、SE稼働率が最重要の指標ですから、社員が遊ぶ(待機)することを何よりも嫌います

ですから、社員の意志とは関係なく、投入できそうな現場が見つかれば、飛びついてしまいます。

経験上、以下のようなケースが多くあります。

  • 単価が出やすい現場
  • つきあいのある企業
  • 稼働が高く炎上している現場
  • 誰でもいいので人が欲しい現場

必然的にこういった現場に派遣される割合が高くなります。
(もちろん全てではありませんが)

また、一度派遣されると現場を動かすコストなどを考えなかなか抜けられなくなるというのがよくあるケースです。
つまり自分の意識でスキルを磨いたり現場を変えるということが大変難しくなるわけです。
転職パンダ
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私
私は、ソフトウェア開発のITベンダーなのにも関わらず、ルーターの設定作業案件で客先常駐させている例を間近で見ています。市場価値の高いJavaをやりたかったのに、レガシー資産であるCOBOLの現場に投入されるなんてことも日常茶飯事でした。

更に、ある現場ではPMをやっていたのに、他の現場ではただのSEに逆戻りなんてことも平気で起こります。下手をすれば、ベテランのSEがプログラムテストだけをひたすらやらされるなんてことも起こりうるのです。

こんな状況では、スキルアップを考えた動きなどはまるでできませんし、一貫したキャリアの構築も難しくなってしまいます。上流SEなんて夢のまた夢、下流SEのまま人生ジ・エンドです。

開発現場では相談相手がいないことも日常茶飯事

開発のプロジェクトというのは通常チームを組んで複数で運営されます。
業務と熟知しているリーダーがいて、若いメンバーに指導するというスタイルが一般的です。
もちろんイレギュラーな形は多々ありますが「人に聞けない環境」というのは論外です。

ただし客先常駐の場合はそういったケースが往々にしてあります。

その理由を簡単に言うと、教育する余裕や体制がないということになります。

様々なパターンがありますが、多くはプロジェクトが破綻していたり圧倒的なリソース不足に陥っていたりすることがこうした事態を生みます

プロジェクトがやばい→人を入れる→とりあえず作業をさせる→(教育ができないから混乱して)また遅延する→人が辞める→最初に戻る

極端にいえばこういったことを永遠と繰り返している訳です。

それだけではありません。

ぶっちゃけSlerの社員であればプロジェクトを完了させることができれば過程はどうでもいいわけです。

外注のSEに色々質問されても面倒くさいですし、ほっといても仕事できる人しか必要ありません。

教育したりいちいち指導しないといけないような人がいくら辞めようが関係ないというのが本当のところです。

私
こういった悪しき文化になってしまいっているんだよね。特に若手のエンジニアにとっては最悪の環境と言えると思います。

客先常駐でいるうちはレベルアップできない!最悪の環境であることを自覚すべし

これは派遣先の現場が悪い、というより構造上の問題です。
客先常駐で色々な現場に行っているうちは一生こういった問題は解決できないと思っておきましょう。

こういった環境は若手のエンジニアにとっては最悪なのは間違いありません。
エンジニアというのは自分より優秀な人に指導を受け、スキルを盗んでこそレベルアップできるものです。

「誰にも相談できない」というのはつまり独学で作業しているのと同じです。

独学の効率の悪さは開発者であれば誰しもがご存じの通り。

一生そういった生活が続くと思ったらぞっとしますよね。

これがSES会社をやめておくべき理由です。

私
エンジニアは、若いうちの経験が大きく一生を左右します。

4.残業のない現場にあたるかは運次第

客先常駐の場合、残業の多い現場か少ない現場かはまさに運次第。

むしろ炎上していたり残業が多い現場にぶち込まれるのが現実です。

その理由を詳しく説明してみましょう。

私

7~8割は忙しい現場です。ずっと我慢する?

外注を受け入れている現場は忙しいことが多い

まず前提として。
SEを受けて入れている会社=リソースが足りてない、という現状があります。
また、ソフトウェア開発には納期があります。
余裕で納期に間に合うような状況であればわざわざ外部から人を雇ったりしませんので、
必然的に忙しかったり、残業前提の現場が多くなってしまうのはご理解いただけると思います。

そりゃそうだよね。

転職パンダ
転職パンダ

もちろん客先常駐の派遣先には残業が少な目、とか非常に安定している現場もあります。
ただしそういった現場であれば「わざわざ外部から高いお金を払ってきてもらわなくてもよくね?」
となるパターンが多いわけです。
ですのでそういった現場はないわけではありませんが長期参画できるのは非常に稀ですし、
基本的にはないと考えておいたほうがいいでしょう。

私

その辺辛いっすよね。

納期以外の問題があってリソース不足になっていることもある

つまり客先常駐の場合、そういった安定した現場とは無縁の現場に放り込まれることがほとんど。
ただ納期が迫っているならいいのですが、現場に問題があってリソース不足になっているケースも決して
少なくありません。

例えば、

  • 職場の人間関係が悪くスタッフがすぐやめてしまう
  • リーダーが無能
  • クライアントが傍若無人
  • マネジメントができていない

などなど。

客先常駐の場合、こういった問題を抱えている現場にぶちこまれることも多々ありますので、
SEにとってはまさに地獄です。

私
プロジェクトマネージャーが真っ先に逃げ出した現場もありました(苦笑)
私

残業が減らない訳だ・・・。

5.待機している間は給料40%カット

常駐先が見つからない場合、エンジニアは自社に待機することになりますが、会社によっては自宅待機、つまり”休業扱い”にすることがあります。

そして、この休業、労働基準法第26条によって「平均賃金の60%の休業手当を支給しなさい」と定められています。これが、待機≒給与40%カットと言われるゆえんです。

本来は、会社のせいで休業させるなら60%は給料を払えよという話ですから、悪い訳ではありません。しかも、休業中は、文字通り休める訳です。

しかし、一方では、頻繁に自宅待機があると、実質的に給与は下がりますし、キャリアにも傷がついてしまいます。ですから、エンジニアとしては、嫌なものであることは間違いないのです。

やはり根本的な原因は、SESのビジネスモデルです。自社サービスがあったり、受託型のビジネスモデルであれば、このような待機は起きないのです。

6.自社に意味不明な負担を押し付けられる

私も、SESで客先常駐をしていたことがありますが、非常に面倒だったのが以下の3点です。

  1. 会社への行動予定報告・勤怠報告
  2. 帰社日
  3. 思い付きの新規事業

会社への行動予定報告・勤怠報告

なぜ客先に常駐しているのに、行動予定を入れなければならないのか、理解に苦しみますが、「お客から電話がかかってくるから」言われ、渋々行動予定を入れていました。

面倒なのは、勤怠報告です。残業時間を入れるだけならまだいいのですが、会社が残業を抑制したいがあまり、残業の申請が必要と言われたり、こちらは客先の都合で残業を沢山しなければいけなかったのに、残業時間がおかしいと文句をつけられたりする訳です。そうすると、上司にわざわざ言い訳をしないといけないことになるのです。

ちなみに、社内システムをインターネットで使用する場合、お客によっては、情報セキュリティ上不適切とみなされ、怒られてしまうこともあります。本当にやれやれといったところです。

帰社日

これも非常に苦痛でした。数カ月に1度全社員を集めて集会が開かれていたのですが、普段全く会社にいない人間が会社について興味がある訳はありません。

結局、上司や同僚との飲み会のために帰っているようなものでしたが、飲み会が嫌いだったり、プライベートを大事にしたい人にとっては、本当に苦痛でしょう。

このような、意味不明な行事にも関わらず、客先には帰社日だからと事前の説明が必要になりますので、そういった調整コストも無駄にかかる訳です。正に、あればあるだけ余計な仕事が増える仕組みと言えるでしょう。

思い付きの新規事業

いくら無能なSES会社の経営者でも、稼ぐためには、自社パッケージシステムや独自ソリューションが必要だということは分かります。そうすると、思いついたように「今期は自社のパッケージシステムを作る!」ということを方針に掲げる訳です。

しかし、SES会社の経営者は稼働率のことしか目にありません。本来は、Googleの「20%ルール」のような仕組みを定めて、勤務時間内で新規事業に取り組むことができるようにすべきところを、わざわざ客先常駐している社員を帰社させて残業時間で作業をさせようとします

社員としてはたまったものではありません。実際に私が目撃した事例ですが、経営者が社員に呼び掛けたところ、ただ一人として賛同した社員はいませんでした(爆笑)

7.偽装請負などの法律違反がある

SESの場合、クライアントとベンダーで「準委任契約(SES契約)」というものを結ぶのが一般的です。この契約は、作業時間あたり●●円、いわば時給での契約となり、請負契約と違って成果物に対する責任を負いません。

そして、この準委任契約では、発注側に指揮命令する権利がありません。指示や命令ができるのは、「派遣契約」の場合です。

しかしこの業界では”暗黙の了解”として指揮命令が行われてきました。そして、これが「偽装請負」と呼ばれるものなのです。

私
終わらないから残業して?とか、土日に休日出勤して?とかが多いですね。

なぜ派遣契約を結ばないのか?と疑問に思うと思いますが、実際は「特定派遣」制度を使って、派遣契約を結んでいる場合も多くありました。

しかし、厚生労働省に届け出するだけで派遣ができた「特定派遣」制度が廃止されたことで、派遣事業者になることができなくなった中小ITベンダーは準委任契約によるSESを行わざるを得なくなっています。

結果、偽装請負による客先常駐エンジニアの酷使が続くことが危惧される状態です。

私
偽装請負は、請負契約のみの話ではないか?と思う人もいるかもしれませんが、法律的には準委任契約と請負契約どちらも指揮命令を受けないことから、両方について偽装請負が成立すると解されています。

8.メンタルを病む人が多い

私もSES会社で客先常駐をしていましたが、毎年多くの人が退職するのと同時に、うつ病自律神経失調症対人恐怖症などメンタルを病む人が毎年現れました。

責任感が強かったり、優しかったりする人がなる傾向にあるようでしたが、そのもそもの原因は、案件が炎上して激務であったことが100%共通しています。その帰結として末端のエンジニアがエンドユーザー、元請けのSIer・ITベンダーからの「激しいプレッシャー」を受けることで、徐々に精神を病んでいくのです。

メンタルを病む原因をもう少し詳しく見ていきましょう。

激務であっても逃げられない(炎上こわい・・・)

まさに私がこれでした。
プロジェクト自体が炎上していて、一人一人の負荷が限界まで高まってしまう現場があります。

プロジェクトが炎上する原因って必ずありますよね。
あるあるなのが、

  • 受注段階でおかしい(主に営業のミス)
  • クライアントの理解が浅い
  • PMやマネジメント層がアレ
  • 人的リソース不足
  • 納期がおかしい

など。

細かくいえばもっとたくさんでてくると思いますがめんどくさいので割愛させていただきます(笑)
理由が一つであればいいのですが、原因が何重にも重なったとき現場は生き地獄と化します。
そういった現場はだいたい人を投入して何週間かすると急にこなくなったります。

外注エンジニアは若手でも即戦力扱いされる

客先常駐エンジニアは若手でも「即戦力扱い」されます。

開発プロジェクトのあらゆる現場において、即戦力が優遇されるのはいうまでもありません。

現場にとって未熟なSEに色々教えるのはコストにしかなりませんし、
社員や他のメンバーの工数をとられることはないより避けたいのは少し考えれば理解できるはずです。

ただし、現実問題どうでしょうか?
教えなくてもバリバリできる、あるいは感所のいい優秀なエンジニアというにはそんなにいるもんではありません。
全体の2割もいればいいほうでしょうか。
特に客先常駐で働くSEは20代~30代という若手が多くを占めます。

「即戦力を求める現場」と「色々教えてもらい成長したいエンジニア」
というギャップが客先常駐の大きな問題に繋がっているということが考えられます。

これがエンジニアにとってはプレッシャーを感じ、委縮してしまったりストレスを溜め込む理由にもつながっている、というのが真実のようです。

客先常駐において雇用側は高いお金を出している

また、それに拍車をかけているのがコストの問題です。
多くの場合、雇用側は外注エンジニアに対して高いコストをかけています。

実際に現場の声を聞くと「外部からのエンジニアが高すぎる」と思っているケースが圧倒的に多いです。
多くはプロパーと同様かそれ以上の報酬を契約会社に支払っていたりします。
こういった背景が「高いお金を払っているのだからこれくらいはやってもらわないと困る」
という考え方に繋がり、常駐SEに対して厳しくなったりする理由でもあります。

(もちろん社員と外部委託のエンジニアを同等に考えることは間違っているのですが)

使えなかったら変わりはいくらでもいる、という考え方

さらに客先常駐SEの場合、雇用側からしたらいつでも切れる、というのも大きいです。
ちょっとプレッシャーをかけたり厳しく叱責して、頑張ってやれればOK。
ダメだったらクレームを入れて別の人に入れ替えされよう、といういうことですね。

「本当にそんな感じなの?」と思うかもしれません。
ただ実際Slerやベンダーのメンバーと話をしているとそんな感じなのは間違いありません。
少なくともできない人を育てよう、とか頑張って一緒に仕事しようなどというスタンスの
会社は皆無に近いです。

客先常駐が魔境と言われたりするにもこういった環境が理由な訳です。

客先常駐は納期に追われる

客先常駐エンジニアは「常に納期に追われる」ことになります。

もちろんソフトウェア開発において納期から逆算してWBSを引き、日々のタスクに落とし込むというのは当たり前です。

ただし客先常駐の場合、

  • スケジュールがめちゃくちゃ
  • 予算が足りない
  • マネジメントが不完全
  • リソースが足りない

など「色々足りない」現場にぶっこまれることが多いのです。

多少の不自由であれば「頑張ろう」で乗り切れます。
ただしやる気を根こそぎ奪うほどひどい現場が多いのも客先常駐です。

納期に追われ理不尽な環境で働くというのは、どんなSEにとっても辛いものです。
ただ「プレッシャーがキツイ」というだけでなく「メンタルにくる」というのが大きな問題点です。

Slerやベンダーはとにかく納期が大事

特にSlerやベンダーなどは納期を最重要視します。
これはいくつか理由がありますが、

  • クライアントとの関係性
  • 会社内での自分の立場や評価
  • 社風

などの要素が大きいと思われます。
もちろんこういった風潮が一概に悪いとは言えません。

ただし間違っても高品質なものをこだわりをもって作っているとは言えないのが現状です。
また、それが客先常駐SEにとって過度のプレッシャーになったり大きな負荷を与えているのは
間違いがありません。
そしてこういった問題は根本的な解決はまず難しいでしょう。

自社開発やサービスを提供している会社はそうではない

例えばベンチャー企業で自社サービスを提供している場合はどうでしょうか?
とにかく悪いものでもいいから期日までにリリースしてしまえ、
というような考え方をする企業は少ないのはないと思います。
そんなことをすれば自社の存続に関わりますから。

客先常駐SEの場合、派遣先が多くはSlerやベンダーなどです。
こういった現場では大規模プロジェクトがほとんど。
発注先も大手がほとんどなので「お金を突っ込んだらなんとかなるだろう」
的な考え方で現場まで見えているケースは皆無。

また、仕事を請けるベンダーもクライアントありきの仕事の進め方をするので
業界が変わらない限り「とにかく納期ありきで仕事をする」という点は改善されることはないでしょう。

ここにぶっこまれるので疲弊するのが客先常駐SEである、ということは知っておいたほうがいいでしょう。
これが派遣エンジニアがIT奴隷などと揶揄される理由でもあります。

客先常駐は人間関係がドライ

客先常駐の現場では「人間関係がドライ」です。

仕事における人間関係というのは精神面に大きな影響を与えます。
具体例をあげましょう。
同じ仕事でも、仲のいい友達と一緒にするのと世界で一番嫌いな人と一緒にするのでは
全く気持ちの在り方が異なると思います。

前者であれば「ストレス0」なのに対し後者であれば「すぐに転職したい。クソだ」
となったりします。

こと客先常駐に関しても同じです。
一緒に働くといはいえ「所詮違う会社の人」です。
双方そこまで仲良くするメリットもありませんし、かなりドライな人間関係が構築されがちなのは
間違いありません。

それだけでなく、雇用先からしたら「高い金を払っている」「使えない」「お荷物」などと
ネガティブな意識をはじめから持っている、なんてケースも多々あります。

私
あるエンジニアは現場に入った瞬間、エンドユーザーから「こんな奴らを連れてきやがって!」と怒鳴られていました・・・(絶望)このように、エンドユーザーと元請けであるSIerとの関係が破綻している現場に巻き込まれると地獄です。

これではまっとうな人間関係など構築できませんよね。

これが客先常駐SEが人間関係に悩んだりストレスを溜め込んだりする大きな要因の一つです。

客先常駐は常にプレッシャーとストレスとの戦い

もちろん全てがそういった現場ばかりとは限りませんが、圧倒的にそのような現場が多いのが現実です。

また、派遣SEの場合一定期間で現場がコロコロ変わります。
毎回人間関係がリセットされたり、嫌なメンバーにあたったりということで
常にストレスとの戦いともいえるでしょう。

また、上述したスキルへの過度な期待や、理不尽な納期の問題も常について回ります。
「客先常駐から脱出せよ」「客先常駐はすぐに転職しろ」みたいな事がよく言われていますが、全く同感です。
個人的には客先常駐はエンジニアにとっては墓場なのですぐに転職することをおススメしておきます。

私
こういった現場を長期間渡り歩きストレスをためないほうが難しいでしょう。
そもそもITエンジニアはストレスが溜まりやすい仕事でもあります。
心身ともに自分を追い詰めるというのが客先常駐の仕事なのです。

9.現場への通勤が大変

SES会社で客先常駐をするデメリットは通勤面にもあります

これは企業により異なりますが、現場の自由がきかないケースも結構あります。
社員がチームで参画しているため強制的にその現場に配属されるケースです。
一時間程度であればまだしも一時間半や二時間という通勤時間を余儀なくされるケースもあります。
まさに社畜といっていいでしょう。

別のページにも書いたかもしれないけど、SIerの現場は東京でも品川方面だったり、川崎などの神奈川に多い印象です。
埼玉に住んでしまうと、余裕で通勤2時間ということもありますね。
転職パンダ
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私
もちろん通勤時間については客先常駐SEだけのリスクではありません。
ただし客先常駐の場合通勤以外にも多数のデメリットがあります。
それを我慢しながらさらに心身を痛めつけて長距離の通勤時間にも我慢しなくてはならないというのは何かの罰ゲームでしょうか?ちなみに、私も客先が遠すぎて駅でへたり込んだことがあります。

10.人間関係に疲れる、人間関係が希薄になる

常駐先がコロコロ変わるので人間関係に疲れる

常駐先がコロコロ変わる、というのは思った以上に精神的に疲弊します。

優秀なビジネスマンや気を遣えるエンジニアほどこの傾向が顕著です。
派遣先では、

  • PM
  • リーダー
  • プロパー
  • メンバー

などがいて、基本的には全て自分より立場が上です。
常に勤怠やパフォーマンス、言動など監視され、何かあったらクレームに直結します。
社会人なので当たり前と言えば当たり前ですが、色々な人がいますので本当に疲れます。

当然なのですが、「なんとなく人間的に合わない」「自分のことをめちゃくちゃ嫌う人」「クレーマーやパワハラ系」の人間に遭遇することもあるわけです。
これが対等な立場であればまだ対処の仕様もありますが、外部からきた委託のエンジニアですとそうはいきません。

コミュ力抜群でメンタル強者ならいいけど、SEはそういうタイプ少ないよね。コミュ障がやたら多いし。
転職パンダ
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基本的には派遣されてくる側がプロパーより立場が低いため、ナチュラルなパワハラを受け続けるようなケースも非常に多いです。

こういった状況の中でも作業を継続し、期間内はとくかく仕事をしないといけない、という状況は心身ともに大きな負荷になります。
(客先常駐SEに鬱が多いのはこのような理由からです)

また、ようやく人間関係が構築できた現場でも、プロジェクトが終わればまたリセットで別の現場にいかなくてはいけません。
実はこれって精神的に疲れてこないほうがおかしいくらい実は大変なことなのです。

私
私も散々徹夜した現場からようやく脱出できたと思ったらそれ以上の炎上現場で本当に死にそうになりましたね。

自社社員と仲良くなれない

これは会社によりけりで、すべてのSES会社に該当する訳ではなりません。
ただしチームでなく、一人で客先常駐先に派遣されている社員の場合、結構このような状況に陥ります。

会社というのは本来、

  • 同僚がいる
  • 協力して仕事をする
  • 一緒に成長する
  • 経験や思い出を積む

というような経験をもたらしてくれる場でもあります。
世の中のサラリーマンの多くが辞めないのは、理由があります。
もちろん生活面もその一つです。
実は最も大きな理由が苦楽を共にする仲間がいる、という点です。
「辞めようかな」という時も同期がいれたから頑張れた、とか愚痴をいえる仲間がいるから踏ん張れたということは実はめちゃくちゃ多いんですね。

働くってお金だけでなく環境も大事なんだよね~。
転職パンダ
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客先常駐に一人でいく社員の場合、そういった経験は一切積めません。
逆に5年10年と長期で社員をやっていても自分の知らない社員が増えていく始末です。
これでは会社に愛着をもてませんよね。

振り返ったときに「一緒にプロジェクトを頑張った仲間がいない」って結構虚しいものです。
会社で得るのはお金や仕事のスキルだけではありません。
少し大げさですが人生、という観点で考えた時に客先常駐で働くのは虚しいと思い転職する人は決して少なくありません。

私
私も、見たことのない若手が何人もいて、は?誰この人?みたいな目で見られたことがあります。
誰が稼いでやってるんだ!と切れそうになりましたね。
更に、フリーアドレス制にしていたので、帰社すると自分の座る席が分からない、無いという状況もありました。これは、マジで虚しい瞬間でした。

ハッピーなエンジニアライフを送るために!経験者からのアドバイス

客先常駐SEの年収があがらない理由とクビになる社員の特徴についてお話してきました。
派遣型ビジネスのやばさの何割かは理解いただけたのではないでしょうか?
あまり暗い話ばかりしていても何なので、では実際にどういう考え方をして転職活動をすればいいのか?という前向きな話をしてみようと思います。

鉄板!エンジニアに大人気の転職エージェントはこちら
私

ちなみに客先常駐SEをクビになった知人は次の仕事が見つからず長期間アルバイトでギリギリの生活をしていました。
それは同じスペックを持っていても働く環境で年収だけでなく一生の過ごし方まで変わってきてしまうといいういい例だと思います。

まず大前提として今エンジニアの市場価値ってめちゃくちゃ高いので働く場所さえ間違わなければ稼げます。
ただしその市場価値は年齢の若いうちに限った話です。20代30代のうちにいい企業に滑り込んでおかないとほぼ生涯賃金は低飛行で決まりです。
転職のプロ達が転職は若いうちにといっているのはこういった理由からなのです。

転職パンダ
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とにかく定年まで働ける会社を!

まず転職先を考えるうえで最も重要なポイントとして定年まで働ける企業に就職することです。
もちろんIT業界は創立年数が若い企業もあります。
企業を見るポイントとしては

  • 年配の方が働いているか
  • その場合どういった役割と与えられているか
  • 離職率はどうか
  • キャリアプランを企業側が明確に持っているか
  • 本当に自分を必要としているか

などです。
ざっくりとまとめてしまえば本当にエンジニアにことを考えているか?という点が重要です。
このあたりは面接で色々と質問したりすれば明らかになる部分が多いです。
もちろん客先常駐は論外として表面的な回答だけはいいけど実態が伴っていない企業があるのでそこを見極めるようにしましょう。

一発逆転を狙うならフリーランスという選択肢もあり

正社員での年収アップが難しいのであればフリーランスエンジニアに転向するという手段もありです。
正社員での転職は

  • 年齢が高いと厳しいケースが多い
  • 大手企業を狙う場合学歴に影響される
  • 中途で出世コースにのれない事が多い

といったデメリットもあります。
それに対してフリーランスエンジニアは一定のスキルさえあれば正社員よりも高年収を獲得できますし労働力に対しての対価を得るというごくシンプルな市場です。
また、常駐型のフリーランスであれば案件は非常に多く引く手あまたのため不安定さというフリーランスならではのデメリットもありません。

私

著者自身も客先常駐SEからフリーランス転身組ですし、経験者であれば年収は大幅にアップすることは間違いありません。

自身のライフプランや考え方によるので一概にはいえませんが、正社員転職での年収アップの可能性が薄い人であれば有力な選択肢となるでしょう。
自身の市場価値については専門のエージェントに相談するのでもいいですし、当サイト内でも最新情報を公開していますので是非参考にしてみてください。

転職で客先常駐から脱出し、年収UPまで実現させたエンジニアに話を聞きました

私
町田さん(仮名)はお幾つの時に転職されたのですか?
26歳の時です。時期としては、2018年9月です。
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
私
20代のうちに転職されたんですね。20代でも年収UPしたんですか?
しましたよ。100万円UPです。
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
私
20代で100万円UPはなかなかものですね!転職の理由を教えて下さい。
仕事は客先社内システムの運用保守、基幹システムのマイグレーション開発(PG~IT)でした。転職を決意した一番大きな理由は、給与の低さです。自分の作業や年次に対して「給与が見合っていない」と思ったこと。給与テーブルを見て「今後ここに勤め続けても暮らしが豊かにならない。」と思ったことが転職活動へ踏み切った理由です。
また、他の現場の同期は上流工程から仕事を任せれていたり、プロジェクトをコントロールする立場になっていたりと、上司や職場によって待遇が異なっていました。
そこで、「この場所を飛び出さなくては」と思ったことも転職を後押ししました。何度も転職活動中に悩みましたが、最終的に後押ししたのは自己評価額です。転職エージェントの方が私のスキルや経歴を鑑みて、評価額(自分がどのくらいの価値があるのか)を算出してくれましたが、当時自分が思っていたよりも、もちろん当時支給されていた金額よりも多い金額を提示されたので迷いがなくなりました。
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
私
転職エージェントをどのように利用されたんですか?
同僚が私の少し前に転職エージェントを利用して転職していたので、その同僚に紹介してもらい転職エージェントを利用して転職までサポートしてもらいました。初めての転職でしたが何度かヒアリングを重ね、自分に合った会社を何社かご提示いただきました。面接対策のロールプレイも付き合ってもらえるエージェントでとても心強かったです。転職活動中にも、「このまま残ったほうがいいのか?」「転職先でうまくやれるだろうか」といった不安は付きまといました。転職はかなり勇気のいることなんだなと思いました。
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
私
転職の満足度と、新しい職場の感想を教えて下さい。
100点満点ですね。時代の流れや、会社の風土にもよると思いますが、残業時間はかなり減りましたし、休暇や早上がり(フレックス勤務)も取得しやすくなりました。
エージェントにこういう会社がいいと伝えた中から提案された会社だったので、それに違わずワークライフバランスのとりやすい現場です。
作業に関しても、こういうことがやってみたいと発言しやすい雰囲気で、かつその意見が通りやすい現場です。
私の場合は転職して好転したことばかりなので、転職に踏み切ってよかったなあと思っています。
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
若手女性エンジニアの町田さん(仮名)
私
とても充実しているようですね。本日はありがとうございました!

まとめ

客先常駐SEの末路についてまとめてみました。
客先常駐SEの年収やクビになる例などかなり具体的な内容まで踏み込んでご説明したので参考にしていただけるのではないでしょうか?
本文でも説明させていただきましたが派遣型のエンジニアで働くのはデメリットが大きすぎるためなるべく若いうちに転職して脱出することをおススメします。
それは年収や将来性以外にも

  • 若いほうが市場価値が高いため転職が容易である
  • 客先常駐SEは低年収が多いため、転職で年収アップする可能性が高い
  • 30代後半や40代になると転職先が限定される選択肢が少なくなってくる

という理由がありざっくばらんに言うと若いうちならば何とかなるという現実があるからです。
いかにここに気がつき若いうちに転職活動するかというのがエンジニアの一生を左右します。

転職サイトは使うな!失敗しないためには転職エージェントを利用すべし

退職のターゲット日が確定したら早速転職活動をしましょう。
転職の手法としては、転職サイト登録と転職エージェントを使う2パターンあるのですのが、転職サイト利用はおススメしません
理由はいくつかあります。
転職サイトの場合登録してポチポチして活動が楽に見える反面、

  • 実は面接にいったら客先に派遣される会社だった
  • 入社後に初めて知らされるような情報があるケースがある
  • 大量採用企業や隠れブラック企業が潜んでいて判別ができない
  • 会社の雰囲気や開発手法など分からない点が多すぎる

などの大きなリスクがあります。
その点、転職エージェントは

  • 企業の社風や環境などリアルな情報を事前に入手できる
  • 年収アップの交渉を任せることができる
  • 面接対策や企業ごとの対策ができ効率がいい
  • 自分の希望にあった企業の紹介を受けることができるので楽

というメリットがあります。
入社後の「こんなはずじゃなかった!」とミスマッチを防ぐ意味でも転職エージェントを使うのはマストといえるでしょう。

私

善は急げ!著者おススメの転職エージェントもご紹介しておきますので、まずは登録して転職活動をスタートさせてみてください。

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