SES/客先常駐でパワハラが横行する背景と対策について

このページでは「客先常駐でのパワハラ」にスポットを当ててみました。
客先常駐SEの問題点は色々と議論されることが多いのですが、その中でも多い理由が「パワハラ」です。

何故そういったことがおきてしまうのか?
具体的にはどういったケースが多いか?という点にフォーカスし説明しました。
是非参考にしてみてください。

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客先常駐ではクライアントが正義なのである!

そもそも何故パワハラが起こるのか?という点について。
まずパワハラが起きる背景の一つとして「職場における立場や肩書の違い」があります。

当たり前なのですが、同期の社員同士で同じ役職同士でのパワハラ、というのは
ありません。(あるとしたらそれはいじめですよね)

このように同じ職場であっても立場や肩書の違いによってパワハラというのは一定数発生します。
IT業界における客先常駐の場合、さらにパワハラが頻繁に起こるのはある意味納得です。

それは雇用する側と雇用される側の立場の違いが明確なためです。
客先常駐においてはエンジニアチームのリーダーや上役が直接採用や解雇にかかわっているため、より大きな力を持ちます。

確かにそういう傾向はあるなあ。

転職パンダ
転職パンダ
私

どんなにキレイごとをいっても、絶対に対等でない力関係がそこにはあるんだよね。

結局下請けは弱い、ということだね・・・

転職パンダ
転職パンダ

極論「気に入らなければ派遣元にクレームをつけていつでも契約解除できる」と考えている現場も多いのが現実です。
もちろんそういった上長に気に入られればいいのですが、そういったケースばかりではありません。
そもそもこういった大きな力関係が発生している環境で対等に働くことなど不可能な訳ですし、
派遣されているエンジニアに大きな負担がかかるには明らかです。

(ちなみに客先常駐で鬱が多いのはこういった事も大きな要因です)

対等に働けないということは自然とパワハラ(暴言や一方的な言いがかり)なども起こりやすくなる、というごくごく簡単な仕組みになっているわけですね。

こういう弱い立場が将来ずっと続くと思うと悲惨だ・・・

転職パンダ
転職パンダ
私

だよね。だから結局転職してまともな会社に入らないとダメ、ってことだね。客先常駐は誰でも入れる底辺の立場だからね。転職活動頑張ろう!

は~い頑張る!

転職パンダ
転職パンダ

お金を払うほうが偉い、という風潮

では一体何故こういった事が起こってしまうのでしょうか?
これはIT業界全体の問題かもしれません。
つまり「お金を払うほうが偉い」という風潮です。

これは大手SIerや大手企業だけでなく、中小企業にも蔓延しております。
これがパワハラ以外にも色々な支障をきたしているのですが、このページでは説明を割愛させていただきます。

まずそもそも彼らには外部スタッフと協力してプロジェクトを成功させる、などという考え方は基本的にはみじんもありません。
残念ながら自分たちの仕事を円滑に終わらせるために高い金を払ってSEを雇っているという認識のほうが圧倒的に多いです。
このように考えるとパワハラ問題の原因もクリアになってくるのではないでしょうか。

結局立場が弱いというほうが被害にあいやすいというわけ。

転職パンダ
転職パンダ

つまり雇用側からしたら高い金を払っているにも関わらず、

・使えない
・残業しない
・口ごたえしてくる
・自分達のいうことを聞かない

などというには論外な訳です。

客先常駐でパワハラを受けたり理不尽なクレームを言われる、
というのはほとんどがこういった認識の違いが理由で発生しているわけです。
つまり客先常駐SEとして派遣される側である以上は、こういった運命から逃がれることはできないといっても過言ではありません。

私

残念だけどこれが現実です。

もう無理!転職する!

転職パンダ
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危険が一杯!客先常駐でのパワハラの具体例とは?

では具体的に客先常駐におけるパワハラについて考えてみましょう。
IT業界、特にソフトウェア開発におけるエンジニアのパワハラというのは
非常にシンプルなものでいくつかのパターンに分けられます。

客先常駐SEにおいてはそのほとんどのパターンを網羅してるといってもいいでしょう。
多くは、

・リーダーが無能
・スケジュール管理が杜撰
・プロジェクト自体に無理がある
・企業の風潮

などが原因です。
実はプロジェクト自体がスムーズにいっていればパワハラ問題も起きないケースも結構見受けられます。
そういったプロジェクトと業界の歪みが末端の派遣SEにきている、という考え方もできます。
そう考えると客先常駐SEはなんとも悲惨な立場にあるといえるのではないでしょうか。
客先常駐SEを「二度とやりたくない」といって転職する方が多いのもうなずける話です。

以下では体験談をもとに具体例を出しておこうと思います。

能力を超えた仕事を振ってくる

まず多いのがこのケース。
知人のケースだと、経験したことのない言語の開発をどんどん振られて困ったということも。
これに似たような話はそこかしこに転がっています。

何故こういったことが起きるのか?
というのは上述した通り。
雇用側の「高い金を払っているんだからなんでもやれや」という考え方を理解すれば納得いきます。

ただ我々エンジニアも得手不得手がありますし、そもそも当初の作業と違うのであれば
やりたくないよ、という事って多々ありますよね。

ただし客先常駐SEの場合こういった理不尽な仕事の振り方に堪えないといけないわけです。
そこでパフォーマンスが上がらないと「使えない」と言われたりするのでまさに踏んだり蹴ったりですよね。

無茶な納期の仕事を強制させられる

ソフトウェア開発におけるプロジェクトには納期があります。
我々エンジニアはそこまでに納品できるように計画を立て日々そのタスクを消化し
頑張るわけです。

そこまではOKです。
また、そのために多少の残業をすることもほとんどのSEは許容範囲でしょう。

ただし客先常駐SEの場合、なかなかひどいことが起きます。
・物理的に無理な納期が多い
・指示がコロコロ変わっる
・そしてそれに間に合わせろと言われる
・効率的な方法を提案したら怒られる

などなど。
一番最後のは著者の経験談です(笑)

とにかくどんな理不尽な納期にも耐えてマシーンのように開発をする、これが客先常駐SEの悲しさなのです。

使えない、仕事ができないなどの暴言や悪口を言う

これもよくあるケースです。
開発エンジニアの場合、ある程度経験豊富なSEであっても
現場に入ってすぐに100%のパフォーマンスを発揮するのは難しい事がほとんど。

それは業務知識の習得や環境への適応など、現場ごとに多少のキャッチアップが
必要な事が多いためです。

熟練のSEでさえそうなのですから、開発経験の浅いSEであればなおさらです。
客先常駐SEの場合、十分な経験がないまま一人で派遣されることも頻繁にありますから
現場によっては「使えない」などと判断されてしまったり、現に直接言われてしまった、
などということもあります。

せっかく一生懸命頑張ろうと思っているのにこれではつらないですよね。
これも上述したように「雇用側との認識の違い」からくるもの。
この呪縛は客先常駐のSEを辞める以外は逃れる方法はないのです。

怒鳴る、怒る、とにかく理不尽

現場によってはなんと外部スタッフに対して怒鳴ったり怒ったりする社員もいます。
これはどんな理由があろうとNG。
すぐ現場を変えるなり転職したほうがいいでしょう。

多くは「会社の社風」もしくは「個人の資質」もしくはその両方、
が原因のことが多いようです。

上司が部下に対して怒鳴ったり厳しく接するのが当たり前の風潮になっている企業もあります。
そのノリで外部社員に対しても厳しく叱責したりしてしまうようです。
自分が若いころにそういった扱いを受けてきたので、自分が年下に対するときも同じように接してしまうわけですね。
このような企業に派遣されたら逃げる術がありません。
とにかく転職するなりしてすぐに脱出を考えるのが賢明です。

このように派遣先を選べずやばい企業に常駐させられてしまうのも客先常駐の大きなデメリットですよね。

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リーダーとの相性が悪く怒られる

まずこれが一番多いと思います。
客先常駐の場合、ぶっちゃけ派遣先のリーダーとの相性がめちゃくちゃ重要です。

リーダーが優秀な人や人間的にしっかりとして人であれば
業務もスムーズにいく事が多いです。
逆にスキルもない、頭が悪いなど結構やばい人にあたったらまさに地獄。
それに加え人間なので相性もありますよね。

私の経験だとリーダーとの相性が悪く怒られた、ということが結構あります。
こちらからすると「それ先にいってくらないとわからないよね?」とか「いやこないだこういってたやん?」みたいなことがたくさんありました。
最初は我慢してましたが私も結構はっきり言うほうなので(笑)
バトルになり、立場が弱いこちらが何故か怒られる、というのがお決まりのパターンでした。

私みたいに言い返さない人はただただ怒られて委縮してしまいますよね。
客先常駐でいきなり現場に来なくなる人がいたり、鬱になったりする人が多いのはこういった事が原因なのは間違いありません。

できないメンバーの巻き取りを依頼されて怒られる

これは私だけでなく客先常駐SEの場合誰もが経験しているのではないでしょうか。
自分のタスクが終了してもいても、仕事のできないメンバーの作業の巻き取りや他の部署の
手伝いを強制されるケースもあります。

それで残業させるとかたまったもんじゃありません。

残念ながら客先常駐の場合、めちゃくちゃ立場が弱いです。
リーダーや現場の社員に指示されたら拒否することはほとんどできません。
もししようもんならすぐに本社にクレームがいって問題児扱いです。
私も場合、実際それで査定に響いて給与に影響があったりしてぶちキレた経験があります。
巻き取りの件でリーダーには怒られ踏んだりけったりですよね。(笑)

その時「あ、やっぱ客先常駐はクソだわ」と思った次第です。

やっぱり派遣だと立場が弱い上に雑用を押し付けられますよね。
それでいて給与も低いと。
マジでメリットないな~と思って転職したのをよく覚えてます。

休日出勤を依頼されてなぜか怒られる

立場が弱い話にも関連してますが。
休日出勤とか本当勘弁してほしいですよね。

もちろん開発者であれば納期があってそこまでに間に合わせないといけないのは理解してます。
ただその遅延の原因が問題な訳です。

私の場合、「このような進め方をしたら間に合いませんよ」とか「ここはバグがでる可能性が高いのでやり方を見直ししましょう」とか
「●●さんの作業がやばいので誰かヘルプしたほうがいいですよ」とか現場で色々アラートをあげていました。
にも関わらずリーダーや社員はめっちゃ適当な対応。
で案の定プロジェクトが遅延して休日出勤と。
もうね、アホかと。

結局そういったことを指摘されたら怒られ、かつ休日出勤もされられた、という悲しい思い出があります。

まとめ

客先常駐とパワハラについてまとめてみました。
客先常駐のやばさが少しでも伝われば幸いです。
本文を参考にするまでもなく派遣型のエンジニアで働くのはデメリットが大きすぎるためなるべく若いうちに転職して脱出することをおススメします。
それは年収や将来性以外にも

  • 若いほうが市場価値が高いため転職が容易である
  • 客先常駐SEは低年収が多いため、転職で年収アップする可能性が高い
  • 30代後半や40代になると転職先が限定される選択肢が少なくなってくる

という理由がありざっくばらんに言うと若いうちならば何とかなるという現実があるからです。
いかにここに気がつき若いうちに転職活動するかというのがエンジニアの一生を左右します。

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私
転職時期を教えて下さい?
2018年12月ですから、26歳の時ですね。
若手フリーランスエンジニアの市川さん(仮名)
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私
年収UPの金額を教えて下さい!
800万円にプラス400万円ですから50%増加ですかね。
若手フリーランスエンジニアの市川さん(仮名)
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私
滅茶苦茶上がってるじゃないですか!そもそも年収もかなり高かったのになぜ転職したんですか?
仕事内容は、新聞系の新規開発案件や運用保守、システム導入サポートでした。
開発や運用保守では古いシステムで仕様書類に不備がありすぎて開発に入るたびにコードを解析して仕様書を作成してから実作業に入らなければいけないのが大変でしたね。
その作業は見積もりに反映されていなかったので残業も増え先輩や上司、その他メンバーとのコミュニケーションもほぼほぼなかったため仕様を知っている人のサポートを受けづらかったです。
システム導入サポートでは入社3年目でサブリーダーに抜擢され良い経験を詰めたがやはりサポートは不満でした。1年プロジェクトでしたが最初の1ヶ月だけリーダーの指示で動き、その後は自分の力と管理能力でどうにかするしかありませんでした。品質もブレるし大手のメーカー主導で動いているプロジェクトだったのでもっとサポートに期待できるものだと勝手に思っていましたが、現実は甘くありませんでしたね。
しかも、残業が増えるとその時仕事しているプロジェクトメンバーから週に3回ほど飲みに誘われ愚痴を聞かされていました。そのときに自分の単金がいくらという話を聞いて給料とかけ離れすぎていて嫌気が差したのが転職を本気で考え始めるきっかけですね。
若手フリーランスエンジニアの市川さん(仮名)
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私
現場に投入した後は放置プレイというのは常駐あるあるですね。どのように転職活動したんですか?
社会人1年目から約7年勤めた会社だったので不満を抱えつつもお世話になっていたこともあり、罪悪感や次の会社が見つかるか不安でした。エージェントも複数登録し、転職セミナーなどの受講もしていました。更に転職に強い会社の友人にも相談してより良い会社がないか常に探していました。
若手フリーランスエンジニアの市川さん(仮名)
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私
転職後の状況を教えて下さい。
複数のエージェントに登録したが、待遇面で現状より良くなるものはあったが劇的に変わったとも言えず、結局友人を通じてフリーランスとして活動し始めました。
始めてからは作業内容や待遇から好きな案件を選び作業しているので、自分にあった働き方ができました。残業と給料面は書面で、人間関係は面接で見定められるのでより待遇面での不安はなくなっていきました。そして個人で仕事する事により技術面も期待されているのでスキルアップにも繋がり、技術が評価されることの楽しみをより感じることができました。勿論100点満点で満足しています。
若手フリーランスエンジニアの市川さん(仮名)
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私
フリーランスになったんですね。なるほど、それで年収が大幅アップしたのか・・。転職エージェントで転職の条件面を色々聞いてみてから、更にフリーランスの条件も聞いてみて比較検討するのが良いのかも知れませんね。本日はありがとうございました!

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私

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