女性SEの結婚後の転職先は?将来の3通りのキャリアについて

このページでは女性SEのために、結婚後の働き方についてまとめてみました。
男性エンジニアと違い、女性エンジニアの場合は
結婚、出産、子育て・・・と様々な分岐点が訪れます。

そのたびに「休職?退職?転職?」などと悩む方も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫です。それは皆通った道です。
業界の先輩方は皆どうしていたの?ということを参考に今後の働き方をじっくり考えてみてください。
きっと結婚後の仕事との付き合い方が整理できスムーズに動けるはずです。
では早速見ていきましょう。

女性SEの方はぜひ参考にしてね!

転職パンダ
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(あわせて読みたい→転職で全ては解決する!女性SEが辛い3つの理由と対策はこれだ!

 

結婚後の女性SEの大変さとは?

そもそもITエンジニアの仕事は残業が多くとっても大変なものです。
それだけでなく、納期に追われたり職場の人間関係など、体力だけでなく精神面での負荷も大きいのが特徴。

ましてや女性で結婚した後も働く、となると非常に難しいケースがほとんど。
では具体的にはどういう点で皆さん困っているのでしょうか?
簡単にまとめてみたので参考にしてみてください。

・朝の時間送り迎えなどが大変
・夜残業をするのが困難
・子供の風邪などで突発的にお休みしないといけない
・体調管理が大変

 

こんなにたくさん!

転職パンダ
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私

そうそう。女性エンジニアは本当大変なのよ。

朝の時間送り迎えなどが大変

まずは朝の時間のバタバタ。
これがめちゃくちゃ辛いです。

・メイク(5分~20分。人による)
・主人やお子さん、自身のお弁当作り(30分~60分)
・送り迎え(30分~60分)

ただでさえ時間のない朝の時間帯に最低こういったタスクをこなさないといけません。
寝かしつけに手間取り前の日の就寝時間が遅い時や、自身の体調が悪い時なんかもありますよね?
出勤前にぐったり疲れてしまうママの方も多いのではないでしょうか。

削れる時間がない・・・

転職パンダ
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私

だよね。

夜残業をするのが困難

結婚をしている女性SEの場合、家庭の事を考えるとそうそう残業できません。

・保育園や託児所などの送り迎え
・夕食の準備

などを考えると定時プラス1時間くらいが限界、という方がほとんどです。

ただしエンジニア職の場合、残業はつきもの。
自分の仕事が終わっていたとしても

・突発的なエラーや障害対応
・プロジェクト全体の遅延
・クライアントやユーザーからの急な依頼
・納期が近い

など残業をせざるをえない状況、というのが多々訪れます。
このようになった場合、言い訳せずに仕事をせざるを得ないのがエンジニアのお仕事の
辛いところですよね。

なのでやっぱり結婚後は転職する人が多いみたい。

転職パンダ
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(あわせて読みたい→炎上プロジェクトは退職して逃げよ!賢いSEに送る6つのアドバイス

 

子供の風邪などで突発的にお休みしないといけない

例えば自分の子供が風邪やケガをしたら突発的にお休みをとらなくてはいけません。
プロジェクトが平穏や状況であればまだ問題は大きくないかもしれません。

ただしそれが突発的に続くようですと周りに迷惑をかけることもあります。
もちろんあなた自身の評価にも影響がでることは間違いありません。

SE職はチームプレーでもあります。
理由はともあれ、頻繁に休みをとるようなSEはなかなか昇給したりというのが
難しくなってしまうのは仕方がありません。

自分は元気で働きたいんだけど、そうもいかないよね。

転職パンダ
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体調管理が大変

エンジニア職の場合、フラットな状態でさえ体調管理が難しいものです。
結婚するとさらに生活が不安定になり、体への負担も増加します。

こういった中で体調を管理するのは非常に至難の業です。
結婚後女性SEの多くは転職します。
その理由の多くはこういった体調管理面が原因となっているようです。

やっぱり体力がもたないよね。

転職パンダ
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結婚後の女性SEが進むべき3つの道とは?


このように結婚後は生活が一変してしまします。
それに伴って会社や環境を変える、というケースは大変スタンダードです。

もちろん福利厚生が充実していてそのままの職場で継続的に働けるケースもあります。
著者の知り合いの会社には託児所が併設されていて、専門のスタッフが常駐しています。
朝会社に出社して託児所に預け、夜は一緒に帰れるわけですね。

みんながこんな職場だったらいいけどね。

転職パンダ
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ただしこういった職場は本当に一部です。
多くが退職して専業主婦になったり、共働きの場合は別の方法で収入を得る道を選びます。

では女性SEが結婚後に進む道として成功するのはどういったパターンなのでしょうか。
著者の知り合いのSEにインタビューした結果、
以下3パターンにわかるようです。

・社内SEなど残業が少ない職場に転職する
・フリーランスエンジニアになり、残業が少ない現場で常駐する
・フリーランスエンジニアになり、自宅で作業する

私

あなたはどれが向いているかな?

人によって向き不向きがありそうだね。

転職パンダ
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社内SEなど残業が少ない職場に転職する

結婚を機に転職を決意する方は非常に多いです。
残念ながらアルバイトや派遣社員を選ぶと、大幅に年収がダウンしてしまいます。

共働きで年収を落としたくない場合は、やはり正社員転職で自分の希望にあった企業を選ぶことでしょう。
ポイントとなるのは、

・残業が少ない職場
・女性SEに理解があり働きやすい職場
・かつ年収が下がらない職場

でしょうか。

この辺りをふまえると、バリバリの開発会社よりは

・社内SE
・ヘルプデスク
・事務員

あたりの職種がねらい目になります。
中でも社内SEの場合、比較的給与がよく、残業が少ない職場が多いため最もおススメできます。

それに加え、社内SEを募集しているのは大手企業や一定規模の企業が多く、
将来的に安定している傾向にあります。

社内SE→バリバリの開発SEという転職は結構難しいのですが、その逆は比較的容易です。
スキルと経験を積めばかなりの水準の年収まで上がるので、年収を減らさず転職したいSEには
ぴったりの転職先といえるでしょう。

 

(あわせて読みたい→社内SE転職におすすめの業界とは?5分で業種別の特徴が丸わかり!

 

フリーランスエンジニアになり、残業が少ない現場で常駐する

次にフリーランスエンジニアとして常駐する方法です。
正社員の場合ですと、周りにあわせて残業を行ったりと自分のペースで働く事はなかなかできません。

その点フリーランスですと、

・稼働が安定した現場を探すことができる
・週3や週4勤務の案件もある
・自分の作業さえ完了させれば帰ってもOK(現場によりますが)

などかなり働く側にとっては自由度が高いです。

フリーランスエンジニアの案件は色々あるよね。

転職パンダ
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私

うん。正社員転職みたいに時間がかからずすぐに働けるのも魅力。

もちろんスキルにもよりますが、あなたの希望としている働き方が見つかるかもしれません。

また、フリーランスの場合報酬が高いのも魅了です。
有給がない点や福利厚生が自費負担になるなどデメリットを補ってあまりあるほど単価が高かったりしますので、一度検討してみてみましょう。

常駐型のフリーランスエンジニアの場合、
フリーランスエージェントに登録→案件の紹介をもらう
という流れが一般的です。

 

(あわせて読みたい→夢を実現する!女性がフリーエンジニアを選ぶ3つのメリット

女性のフリーランスエンジニアは多い?魅力とは?

著者はフリーランスエンジニア専門のエージェントなのですが、
女性フリーランスエンジニアは実は結構多いです。

体感ですが、フリーランス全体の2~3割程度が女性エンジニアです。
フリーになり独立するって、女性にとって結構思い切った選択だと思うのですが
その魅力は一体どういったところになるのでしょうか?

一言でいうと、「働き方の自由さ」という点にあると思います。
女性に限らず人生のフェーズによって、自分の理想としている時間の使い方が変わってきます。

・子育てに集中したい
・稼ぎたい
・一定のスキルを伸ばしたい

などその時々でライフスタイルを変えることができるのはフリーランスの最大の魅力です。

正社員の場合、「働くか」「休むか」という極端な二択しかありえません。
しかしながらフリーランスは「この時期は働きたい」「この時期は休みたい」「半年間資格の勉強をしたい」など自分のキャリアプランによって働く時間を調整できるのです。

フリーランスエンジニアになり、自宅で作業する

これも最近増えている働き方の一つです。
クラウドソーシングといって、個人が企業や個人から直接仕事をもらう働き方です。

特にIT系の場合クラウドソーシングとの相性がよく、PC一台あればどこにいても
仕事ができる環境が整ってきました。

もちろん開発系の仕事だけでなく、
・サイト制作
・コーディング
・IT系ライター
・イラスト制作

など幅広い仕事があります。

子育てなどで時間がとれなくても、
一日1~2時間の作業でもできるような仕事がたくさんあります。

デメリットとしては

・受注安定しない
・単価が安い
・リピートさせるのが難しい

という点もありますが、自宅で作業ができることは間違いなく大きな魅力です。
時間に制限がある主婦の方は是非気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

クラウドソーシングならまずはBizseekに登録しよう。もちろん無料。

転職パンダ
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まとめ

女性SEの結婚後の転職先について簡単にまとめてみました。
プログラマーというのは一生もののスキルです。
なるべくそのスキルを活かし年収を下げずに、かつ自分の新しい生活にフィットするような働き方を目指してみてください。
IT業界で働く女性SE達は皆同じように苦労を経てご活躍されていますので不安に思う必要は全くありません。
貴方の成功をお祈りしております。

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